ハミングバードアップデートとはなにか

羽ばたいて静止しているハミングバードの写真

前回、パンダとペンギンについて触れましたので、今回はハミングバードについてです。

ハミングバードアップデートとはなにか

ハミングバードアップデートがどんな内容なのかに付いては、多くのSEOの専門家が記事を書いていますのでここでは技術的で詳細な解説はしません。

自分でホームページを作って運用しようという、ウェブの専門家ではないSEO初心者クラスの方がこのブログを読んでいただいていると思うので、ここではむしろざくっと「こんな感じ」的な大枠だけわかりやすくお伝えします。

で、結局ハミングバード・アップデートって何かですが、平たく書くと

「空気を読んで検索結果を返すためのアルゴリズム」です。

※実際のアルゴリズムはもっと、ずーーーっと複雑です、まちがいなく^^;

もう少しだけ詳しく説明すると、検索ユーザーが入れた検索キーワードに対する答えを探す時に、単純にそのキーワードに合致するかどうか「だけ」を見るのではなく、その検索ユーザーがどういう意図でそのキーワードを入れたのかを考慮して結果を返すアルゴリズムです。

「自然言語」での検索に対応、ということもよくいわれています。
これは今後どんどん増えていくだろう、スマートフォンでの音声入力による検索に対応するためだと考えられます。

うーん、やっぱりまだ分かりにくいですね。

では例をあげて説明してみましょう。

例えば「さいたまのうどんのレシピが知りたい」と(文字でも音声でも)入れて検索すると、それまでのアルゴリズムでは「さいたまのうどんのレシピが知りたい」というキーワードが書かれているページをインデックスの中から探し、もっともマッチしたキーワードを持つページを検索結果として返そうとします。
このとき、たとえば「さいたまのうどんのレシピが知りたいので浦和で食べ歩きしてみた」というブログがあれば、そのブログがキーワードにドンピシャだとして、一番に表示されるでしょう。

これがハミングバードアップデート後では、この検索は「さいたまのうどんのレシピが知りたい」というキーワードが書かれているページが見たいのか?どれともさいたまのうどんの作り方こそが知りたいのか?を、文脈から判断して結果を返すようになります。普通に考えれば、見たいのはブログではなく作り方ですよね。
結果として、上記のブログがあったとしても、クックパッド等のレシピサイトの方が上位に並ぶようになります。

また、将来的にはパーソナライズ検索とも連動し、例えば検索履歴から「このユーザーはレシピサイトは1回も見たことないけど、楽天でよく通販利用しているな」と判断して、クックパッドのレシピより、作り方も載せた楽天のうどん販売店を上位に表示にしたりするようになるのではないでしょうか。

スマートフォンでの検索であれば、GPSなどからの位置情報と連動して自宅か外出先かの判断をし、もし外出先であればレシピサイトではなく、現在位置近くのうどん屋さんを表示するなんてこともできるようになるでしょう。

では、我々がSEOを考えるうえではどんな影響があるでしょうか?

これは、「ほとんど影響はない」と考えて問題ありません。
1日に何万人もの来客はあるようなサイトであれば(特にキーワード対策に命をかけていたようなサイトは)影響が出てくるかもしれませんが、中小のレベルで、今まで真っ当にホームページ作りをしてきているウェブマスターには、影響はほとんどないでしょう。

むしろ逆に、表記揺れ等の細かいキーワード対策に頭を悩ませることなく、コンテンツの内容に集中して記事を書いていればGoogleの側が文脈から中身を評価してくれるので、価値のあるコンテンツを作っている運営者にとっては表示機会が増えることになると思います。

とにかく「コンテンツに集中しろ」ですね。

なお、ハミングバード(ハチドリ)のネーミングの由来は「正確で速い」だそうです。
確かにハチドリは花の密を吸う為に、目に見えない程速く羽ばたいてピタッと正確に空中に静止しますからね。
納得です。


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