病院のホームページを作るときに考えるべきこと(応用編)

病院のホームページ基本編の続きです。

前回は、病院のウェブサイトを制作するときには基本的な必要情報をまず一番前面に出しましょうと書きました。
今回は応用編で、基本情報で他の病院のwebページと差をつけるコンテンツの作り方です。

例として、診療時間の表で具体的に解説します。

おそらく病院向けのホームページ雛形があるんじゃないかとも思いますが、階層はともかくとして、大抵の病院・医院では診療時間を表にしてサイト上に置いています。

この診察時間一覧表ですが、サイトを見た人には理解できても、Googleのクローラーにとっては親切になっていないことが少なくありません。

例えば一番酷い例が単なる画像になっていること。
エクセルやパワーポイントで表を作ったイメージそのままに表示したいので、それをjpg化して貼付けている例を今でもたまに見かけます。これはクローラーには読めませんしインデックスされません。
つまり、検索しても結果にひっかかることはありません。

とはいえさすがに今時は画像だけのものは減って、リストになっているもののほうが多いですが、それでもクローラーに親切(検索時にヒットしやすい)かといえば、そうなっていないおしいものがほとんどです。

上で一番酷いのは絵といいましたが、実はキチンとリストタグで作られたリストでも、中身に「絵」を使っている例がほんとうに多いのです。
この「絵」とは記号のことです。
重要なので何度も書きますが、クローラーは画像を読めません。
もっと分かりやすく説明すると、画像ごとインデックスはされますが、その画像がどんなキーワードに対応するのかまでクローラーは判断できない(しない)のです。
※alt属性を指定していれば判断しますが、優先度は低くなります。
※今後のアルゴリズムの進化で画像の「意味」を理解するようになることも十分考えられます

ここでの記号は診察時間表に使われている○や×です。

リストは表組みされているので、項目として曜日や時間が書いてありますから、そのテキストがインデックスされて、検索にヒットすることは充分に考えられます。
しかしこれは、いってみれば間接的にヒットしている状態であり、ドンピシャのヒットではありません。
クローラーは○印ではやっているかやっていないか判断できないからです。

クローラーが左から右、上から下に機械的に読んで行ってインデックスして行った時に意味が取りやすいよう曜日と時間をきっちり書くと、検索エンジンからも「検索ユーザーにとって分かりやすい情報が書かれているサイト」と、そうでないサイトよりも良い評価が得られます。

ただし、本来のSEOとはクロラーのことだけを考えてサイトを作ることではありません。
クローラーが分かっても、人が見て分かりにくものでは返って価値が下がってしまいますので、実際の制作時には、人が見ても分かりやすい親切なサイトを心がけてください。

例えば、○と×で一覧にした表が見やすいとしても、それだけでなく表の下などで下記のようにテキストでもきちんと表記してあげると親切ですね。

例)表があるとして、その下に

診察曜日と診察時間
月曜:午前8:30から12:30まで 午後2:00から5:00まで
火曜:午前8:30から12:30まで 午後2:00から5:00まで
水曜:午前休診         午後2:00から5:00まで
木曜:午前8:30から12:30まで 午後2:00から5:00まで
金曜:午前8:30から12:30まで 午後2:00から5:00まで
土曜:午前8:30から12:30まで 午後2:00から5:00まで
日曜:午前休診          午後休診

こんな風にひとつひとつ書いてあげましょう。

また、検索ではキーワードとしては「月」と「月曜」は違うものとして扱われますので、できればその違いも拾えるように(ただしわざとらしくなくあくまでもユーザービリティを上げる為に)キーワードを盛り込めるとベストです。

私なら、「表」と上記の「詳細」の他に「まとめ」的に下記の2行を追記します。

月/火/木/金/土は、8:30~12:30 14:00~17:00で診療受付
水は14:00~17:00のみ、日は休診日ですのでご注意ください。

このへんの話は自然言語検索が進めばこんなにいろいろ書かなくても済むようになるとは思いますが、今の段階ではユーザビリティの観点から、そして他の病院との差別化の為にも、ぜひ取り組んでみて下さい。

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