ホームページの表示速度が遅くなったと感じたらサーバーの収容数をチェックしよう

無事に自社サイトが完成し、キーワードの選定が適切で、コンテンツの更新や追加がうまく回っていれば、PVやユーザー数が上がってきます。
そうなると、嬉しい反面、中小のホームページ運営で割とありがちな問題が発生する可能性があります。

サイトのチェックも兼ねて毎日自社のホームページを見ていると、なんだか最近ページが表示される速度が遅くなってきたなあ、と感じていたらこの問題が起きているかも。

この問題とは、サーバーの性能の問題です。

容量の問題や、メモリやCPUの性能の問題、バックボーンの問題、転送量の問題等々、細かく考えるといろいろな問題があるのですが、ここでは簡単に「サーバーの問題」とくくります。

この問題が起きている原因は、これも簡単にいうと、「契約しているプランがしょぼい」ことです。

弊社も含めて、中小規模の会社であれば、経費は少しでも押さえたいですよね。
特にホームページだとか、Webマーケティングだとかよくわからないものであれば、最初はなるべく安いものをと思うのは理解できます。

そこで例えば「月額99円」だとか、「ホームページ作成込みで月額3千円」とかとにかく安いもので始めると、最初は良いとしても、ホームページへの集客がうまく行ったことによりサーバーの負荷が上がると、サーバー側が処理しきれなくなるのです。

処理しきれなくなるのは、サーバー業者の方も費用を抑える為に低いスペックのサーバーで運営しているとか、または一つのサーバーにいくつものホームページを同居させたりしているからです(※この同居数の事をサーバーの「収用数」とか「収用人数」といいます)。

残念ながら、知識がないままにHPを運営している中小企業さんがまだまだ多いので、そのような低スペックのサーバーにぎゅうぎゅうにサイトを詰めた状態でも、実質的に問題が表面化しないことも多いのですが、そんな中でもたまにユーザーが増えてPVが上がるサイトが出てくると「最近ページが表示される速度が遅くなってきたなあ」と感じることになるです。

なおこれは、自社サイトのユーザーが増えて起きるだけではなく、同居している他社のサイトの負荷が上がり、縁もゆかりもない自社のページが同じサーバーに入ってることによって影響を受けることもあるのです。

こうなったときの対処は、簡単にいえば、サーバーを変える事なのですが、実際移すとなると簡単ではありません。
また、サーバーのスペックが原因ではまったくないこともありますので、一応大雑把にでも状況を調べてみてください。

いくらスペックが高くなくても、始めたばかりのホームページ1つで容量やCPUが足りなくなるということは考えにくいので、まずは同居しているサイトの数(ドメイン数)が多過ぎないかを調べてみましょう。

簡単に自分でできる調査として、Webサービスの「you get signal」がありますのでご紹介します。
http://www.yougetsignal.com/tools/web-sites-on-web-server/

このページで、自分のホームページのドメインを入れて[Check]ボタンを押すと、自分のサイトが収用されているサーバーに同居しているドメインの一覧が表示されます。

共有サーバーの場合、サーバーのスペックにもよりますが、ここに数百ものドメインが出る場合はちょっと多過ぎでしょう。

基準はありませんが、数十から100程度であれば、レンタルサーバーとしては許容範囲かと思います。
極端に安いものであれば千近くになるものもあるかもしれませんが、それで表示が遅いようであれば、やはりスペック不足が考えられますので、上位プランへの変更や他社への移動を検討すべきでしょう。
※スペックが高く数百以上同時収用されていても問題ないサーバーもありますので、あくまでも目安とお考え下さい。

ちなみに結果一覧の中に赤字で表示されるドメインがあることがありますが、それはなにかしら悪い意味でやばいドメインである可能性が高いドメインです。
そのドメインのせいで、自社ドメインに悪い影響がでる可能性もありますので、赤字が多数でる場合にはスペックとは別の意味でサーバーの変更を検討したほうが良いでしょう。

細かく見れば他にも検討すべき事柄はいろいろあるのですが、今回は収容数にフォーカスして解説しました。他の事項についても、折りをみて書く予定です。
お楽しみに


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